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≪液状ガスケット≫
輸送機器、産業機器類の各種フランジやねじ等の接合面に塗布することにより、内部流体を密閉、封止する液状のシール材です。
接合面の微細なクリアランスにも確実に重填、密着することにより信頼度の高いシール性が得られます。
また、塗布時に液状であるため、接合面がメタルタッチになり、振動等による面圧の低下がほとんどありませんので、耐久性に優れたシール性を発揮します。
合成樹脂系、合成ゴム系、アクリレート系、アクリルエマルション系、シリコーン系等の多彩な材料系、および、溶剤揮酸から嫌気硬化、湿気硬化等の多様な反応系のグレードが揃っています。

※一液湿気硬化型シリコーン系液状ガスケットの反応形態について一液湿気硬化型ｼﾘｺｰﾝ系液状ガスケットは全ての空気中の湿気との反応でゴム状弾性体となりますが、反応形態により以下の3タイプに分類されます。

・脱オキシム型：反応副生成物として微量のオキシムガスを発生するもの。銅合金への若干の腐食性があり、電子部品には適さない。熱可　性プラスチックにクラック等の影響を及ぼす場合がある。各種材料への接着性が良好なのが特徴。
・脱アセトン型：反応副生成物として微量のアセトンガスを発生するもの。金属への腐食性なし、ほとんどのプラスチックに対して影響がない。硬化速度が速く、密封耐熱性が良好なのが特徴。
・脱アルコール型：反応副生成物として微量のメタノールガスを発生するもの。接着性にやや劣るものの、金属、プラスチックに影響がないのが特徴。

一般汎用タイプからFIPG用、CIPG用があります。
※FIPG:Formed In Place Gasket
　接合面に液状で塗布、接合後反応硬化し、シール層を形成する液状ガスケット
※CIPG:Cured IN Place Gasket
　接合面の片側にビード状に塗布硬化させ、予めシール層を形成する液状ガスケット(接合面の面圧でシールする)

■特長
・機器の接合面に塗布し、組み付けるだけで接合面から漏れを防止する液状ガスケットです。
・不乾性液状ガスケットです。

■用途
・造船、造機、車輌、農機、電力、鉄鋼、紡績、石油その他産業界のあらゆる生産部門、設備工場。

■仕様
・性状特長:ペースト状永久不乾性の無溶剤タイプ。取り外しが反復して行われるような場所の接合面に適しています。
・主成分:脂肪酸変性フェノール樹脂
・液色:黒
・色:黒
・容量(g):150
・質量:190.0ｇ

製品名				1105
特性			単位
主成分				NBR
硬化形態				溶剤揮散
特長				乾性 はく離性
外観				黒色
粘度			Pa・s	3.5
比重				0.92
加熱残分			%	25
指触乾燥時間			min	―
硬化後の物性		状態		乾性 はく離皮膜
		硬さ		―
		伸び率	%	―
		引張強さ	Mpa	―
		引張せん断接着強さ （鉄）	Mpa	―
		引張せん断接着強さ （アルミ）	Mpa	―
耐圧性		室温	Mpa	8.5
		80℃	Mpa	6.5
		150℃	Mpa	5.5
耐薬品性	質量変化率	水※1	%	+0.3
		ガソリン※2	%	-5.2
		潤滑油No.2※3	%	―
取り外し性				良
使用可能温度範囲 （目安）			℃	‐40〜150
備考

※1：浸せき条件　90℃×24h
※2：浸せき条件　50℃×24h
※3：浸せき条件　100℃×24h
※―：未測定
※特性表記載の値は実測値の一例であり保証値ではありません
※ご使用に際しては、当該等用途に使用することの妥当性・安全性について必ず事前確認下さい。

■納期
・取り寄せ商品のため、商品出荷に通常3〜5営業日かかります
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