■領収書の発行およびインボイス対応について 領収書の発行およびインボイス対応納品書・領収書は商品発送後、発送通知メールのURLより発行が可能です。
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この商品はメーカーからの直送対応のみとなります。 お支払い方法:代金引換はご利用になれません。(ご注文キャンセルとさせていただきます) ■色見本(イメージ)について 見本の色は実際の仕上がりの色とは諸条件によって異なりますので、ひとつの目安としてご使用ください。 一例として単位セメント量300kg/m3の場合、顔料使用料は次のようになります。 ・添加量3%:300kg×0.03=9kg →顔料使用料9kg ・添加量5%:300kg×0.05=15kg →顔料使用量15kg ■バイフェロックスについて ●バイフェロックス無機顔料とは? コンクリートに直接練り込んで、カラーコンクリートにすることができる無機顔料です。 表面に塗布する工法などと違い、表面にツヤが出たり、激しい風雨や海水によって褪色を起こしたりすることがありません。 ごく自然な感じ、つまりコンクリートの質感はそのままに、カラーコンクリートにすることができます。 ●なぜ、バイフェロックス無機顔料を使うとよういのですか? バイフェロックス無機顔料は次のような特性を有する、コンクリート着色用に非常に適した顔料です。 1.分散性が良いこと セメントの微粉末にもよく混ざり、コンクリートやモルタルに分散しやすい顔料です。 2.耐アルカリ性であること セメントの強いアルカリ性に対して何ら反応しないので変色や褪色がありません。 3.耐光性や耐候性があること 日光や紫外線に対して安定性(耐光性)があり、雨や風、気温などの自然環境のあらゆる条件に対して安定性(耐候性)がありますので、変色や褪色がありません。 4.安全性に優れること 毒性がなく危険有害性の分類基準に該当せず、環境影響情報においても魚などへの影響がないことが試験結果から確認されています。 詳細については、SDS(安全データシート)を参照ください。(ご依頼ください) 5.コンクリートの物性を著しく低下させないこと セメントと反応することがなく、コンクリートの強度には実用上影響を与えません。 ワーカビリティーの低下も少なく、使いやすくなっています。 6.高品質で濃度があること 独自の製法と品質管理にて製造されていますので、高い品質が安定的に得られます。また顔料の持つ着色力が高いため、添加量もすくなくてすみます。 ●バイフェロックスでコンクリートの特性に影響がありますか? バイフェロックス無機顔料は実用的な添加量以内では強度に影響を与えません。 下表に圧縮強度試験のデータを示します。 なおスランプに関して、顔料(特に黄色系)によって若干の補正が必要となります。 着色コンクリートの圧縮強度
※顔料は単位コンクリート中のセメント量に対し外割で5%添加 ※圧縮強度試験はJIS A 1108による ●バイフェロックスでは、どのような色調が出せるのですか? バイフェロックス無機顔料には黒、茶、赤、黄系をはじめ、青、緑、白系などの豊富なカラーがあります。 写真はポルトランドセメントを用い、各色の顔料を1〜9%まで添加量(対セメント重量)を変えて着色したブロックを並べて、色の濃淡の違いを示した例です。 カラーカード(色見本カード)やカラートライアングル(色相三角図表)なども準備しています。(ご依頼ください) ●バイフェロックス無機顔料を添加したコンクリートの耐候性(耐光性) 顔料を添加していない通常のコンクリートは、時間の経過とともにその色は確かに変化しています。これは次のような理由からです。 1.白華(エフロレッセンス) 一時的ですが、明度の変化をもたらします。 ※白華(エフロレッセンス)とは、コンクリート中の水酸化カルシウムが遊離し、空気中の二酸化炭素と反応して白色の炭酸カルシウムを生成する現象です。 顔料とは無関係の現象であり、時間の経過とともに炭酸カルシウムは水に可溶な炭酸水素カルシウムに変化し、風雨などによって徐々に縮小していきます。 2.スケーリング 数年ぐらいたつと骨材が露出してくるのに伴い、その骨材の色でコンクリート全体の色調が違って見えてきます。 3.コンクリートの黄変 これらの現象はそれぞれ異なった原因によりますが、実際にはお互いに影響しています。顔料を添加していない通常のコンクリートで、屋外に暴露したものとしないものでは、その色の差は顕著となる場合があります。 つまり、コンクリートを着色することにより暴露した後の色の変化をある程度隠すことができます。写真は屋外に45カ月間暴露したものと、まったく暴露しない顔料無添加コンクリートを比較してあります。 このことから、バイフェロックスとカラーサーム(酸化クロム・グリーン)は、耐候性(耐光性)にすぐれていることが充分に証明されます。またここには載せていませんが、複合系酸化物顔料やチタンホワイト(白色顔料)でも同様な結果が得られています。 これでコンクリートの着色に使うことのできる無機顔料は、ほとんどすべて網羅されています。いずれにしても有機顔料は使えません。 また、無機顔料でもカドミウム顔料、クロム酸塩顔料、紺青などはコンクリートの着色に不適です。 ●バイフェロックス無機顔料・取扱上の注意事項 バイフェロックス無機顔料は無毒です。下記の取扱上の注意事項を守ってお使いください。 なお、顔料は水に溶けないので洗浄後の排水処理は沈殿方式が可能です。 1.応急処理 目に入った場合:清浄な水で充分に眼を洗浄してください。 皮膚に付着した場合:石鹸を使って洗い流してください。 吸引した場合:充分にうがいを行ってください。 2.保管方法 水分、湿気を避けて保管してください。 ●バイフェロックス・製品安全データ 1.物質の特定 成分:FeOOH(黄)、Fe2O3(赤)、Fe3O4(黒)
※注:CAS No.=Chrmical Abstract Substance No./U.S.A 2.危険有害性の分類:分類基準に該当しません 酸化性物質、急性毒性物質、その他の有害性物質等としての国内法による危険・有害性の指定対象になっていません。国際的にも、国連による条約、諸外国の国内法による危険・有害性の指定対象にはなっていません。またすべて不燃物です。(赤の融点、約1560℃) 3.環境影響情報 魚毒性-魚種:Goldenorfe(ウグイの一種) LC0:1000mg/L以上 急性毒性-経口、ラット LD50:5000mg/kg以上 ■納期 通常、2〜4営業日程度で発送可能です。(メーカー欠品などが発生する場合は、早急にご連絡いたします) ■PDF資料ダウンロード コンクリート着色用無機顔料・ランクセス「バイフェロックス」 バイフェロックス無機顔料(生コンクリート用) カラーコンクリートワークス(バイフェロックス無機顔料・建設プロジェクト事例集) バイフェロックス無機顔料・技術資料(コンクリートの着色について) バイフェロックスを使った生コンの着色方法 |